2014年9月9日火曜日

【京都 今宮神社前】二軒のあぶり餅屋さんを食べ比べ。あなたはどっち?

@sohichiroです。

京都市街の北の方に、今宮神社という神社があります。
この神社、「玉の輿神社」とも呼ばれ、結構規模の大きい神社さんです。

この門前に、あぶり餅屋さんがあるんですが
さぁどっちはいる?
っていう雰囲気を醸し出してあって、どちらに入ろうか悩んでしまうので
いっその事両方共入ってみて、どんな違いがあるのか確かめてきました。

向かい合う二店。。。どっちがオススメ?





今宮神社ってそもそもどんな神社よ?

この今宮神社は、平安時代より前から社はあったとされていて、由緒正しい神社です。
ではなぜ玉の輿神社と呼ばれるようになったかというと、江戸時代、この神社のご近所にある八百屋さんの娘さんが、三代将軍家光の側室→五代将軍の生母となり、この辺りの土地に対する愛郷の念が強く、いろいろとこの神社を整備されたことに由来するそうです。
今宮神社の公式サイト(神社なのに公式サイトがあるのにビビった)

あんま今回のレビューと関係なかったので、とっとと次行きます(笑)。

あぶり餅とは?

説明しよう!(あのナレーター風の音声で再生して下さい)
あぶり餅とは、きな粉をあんぶした親指大の餅を竹串に刺し、炭火で炙った後白味噌のタレを塗った餅菓子または串に刺して炙ったおかきや煎餅のこと。
from WikiPedia

ということで、小さな焼いたお餅です。
簡単に言っちゃうと。
タレが甘いのでスイーツに分類されるでしょうか。

そんな美味しそうなお餅があるお店が、二つ立ち並んでいるわけですよ。
かざりやさんと一和さんが。

どっちに入ろうか迷うわけですよ。

ということで、両方、入ってみて味の違いを確認してきました。

まずは「かざりや」さんから

今宮神社から出て右側にあるかざりやさん。

名物あぶり餅。
右から文字が書かれているのが雰囲気あります。

店内の様子その1。
落ち着いた和の雰囲気です。
静か。

椅子はたくさんあるんですが、
テーブルはあんまありません。
あぶり餅とお茶しか出てこないので、
そんなに沢山テーブルが必要にはなりません。

お座敷に上がってゆっくり頂くこともできます。
が、僕はふらっと立ち寄れるところのほうが
雰囲気があっていいと思います。

これは後から撮った対岸からの風景。
雰囲気あります。

しばらく待っているとお茶が出てきました。
9月上旬の時期のお茶は、冷えすぎず熱すぎない
丁度良いぐらいの温度のお茶でした。


こんなかんじに、店頭で炭を使ってお餅を炙ってあります。
炭だから美味しいんだろうなぁ。
いい匂いするし。

来ました。
「かざりや」さんのあぶり餅。
一人前500円です。

ちょっとアップで。
やはり美味しいです。

どんな味がするかというと、、、

お餅です。

きな粉がかかっているので、甘いですね。
でも甘すぎず、もう二人分ぐらいはいけそう。
でも、次も食べてみるから、ここは我慢して一人前で。

次は一和さん

かざりやさんで、お代を払った後、即座に一和さんへ。
こちらはこんな佇まい。
これは今宮神社から出てすぐの場所で撮ったところ。
向かって左手。

お店の正式名称は
「一文字屋和輔」だそうで。

ま、いち和って書いてあるし。
こんなかんじに縁側に沢山席がある感じ。

もうちょっと手前から。
赤い傘が綺麗。

ここにもあぶり餅の看板が。

これは先に撮っておいた対岸からの風景。
お互いがいい雰囲気出してはると思います。

ここであぶり餅が作られています。
具体的には大きなお餅をちぎって、
きな粉をまぶす行程が行われていました。

実際に炙ってはるところ。
逆光なので、ちょっと見づらいっすね。。

ここの炭は備長炭だそう。
かざりやさんも備長炭だったな。

こうしてストックが炭の横にあるわけです。


ひと通り写真を撮った後に席に座っていると、
こちらでもお茶を頂きました。
透明な容器で、涼しげな感じです。


まったり。
先ほどの赤い傘と空のコントラストが(・∀・)イイ!!かんじ

そんな感じで待っておりましたら、
やってまいりました。
一和さんのあぶり餅。
こちらも一人前500円。

こちらも美味しい。
こっちのお餅は形が整っている?

さて、どう違う?

この至近距離に二つの同じ商品を置いてあるお店。
何が違うのでしょう?

これは僕が食べてみた主観ですが
まとめてみると以下の様な感じ。

かざりやさんのあぶり餅の特長




  • 形が不揃いのため、手作り感がある
  • 焼き加減も個別に少し異なる(焼けていないというわけではない)
  • タレが少し甘目







一和さんのあぶり餅の特長

  • お餅の形が均一
  • どれも同じ焼き加減
  • なおかつしっかり焼かれていて、香ばしい
  • お餅自体の柔らかさは、一和さんのほうが柔らかい
  • かざりやさんに比べてタレの味が薄い


という感じがしました。
お値段は同じ(500円)で、量もほぼほぼ同じぐらい。

どっちがオススメ?

と言われると、ガチで難しいです。
そもそも同じものを比べているので、そこまで違いはないです。
強いて言うなら
  • 甘さを求めるなら、かざりやさん
  • 香ばしさを求めるなら、一和さん
といったところでしょうか。
そんなに毎日食べるものでもないので、どちらのお店に行かれても後悔はされないかなと思います。

最後に食べログリンクを貼っておいて今日はこんなかんじにしておきます。

あ、両方共同じ曜日、水曜が定休日なんで、お気をつけて。
(ちゃんと確認してないけど長期休業も同じタイミングで取られているみたい)

一和さんは、FBページがあった!

関連ランキング:和菓子 | 北大路駅鞍馬口駅


ではでは〜。

1 件のコメント :

  1. あぶりもち おいしいですよねえ。昔、60~65年前、まだ戦後と言えるとき、両親の結婚記念日に毎年今宮さんに
    お参りしたあと、かざりやさんのお座敷であぶりもちをいただくのがおいしく大変楽しみでした。
    かざりやさんでたべると、帰りに一和さんからおみやげのあぶりもちがとどきました。その逆もあったそうです。
    子供時代の思い出です・・・・・・

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